• 作成:2020年4月2日
  • 更新:2021年5月11日

飲食業界の深刻な人手不足と原材料価格の高騰

デフレ時代に安価な労働力で成長した飲食業界ですが、近年は他の業界同様「人手不足」が課題となっており、特に店舗の現場を支える非正社員の不足は深刻化しています。

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※2019年10月の矢印は2019年10月と2018年10月との増減
2018年10月の矢印は2018年10月と2017年10月との増減を表す
(帝国データバンク「特別企画:人手不足に対する企業の動向調査(2019年10月)」より)

労働コストを削減しすぎた反動で人材が集まりにくくなり、少ない人員での運営を強いられている店舗を多く見かけるようになりました。また、人手不足と並んで「原材料価格の高騰」も大きな課題になっています。世界経済の情勢変化による野菜の価格高騰など要因はいくつかありますが、特に影響が大きいのは輸送費の増加です。輸送費の増加は全ての原材料価格を押し上げるため、店舗運営コストは膨らむ一方です。

コスト削減と採用強化の両立を目指す外食企業P社

千葉県に本社を構える外食企業P社は、全国に700店のチェーンレストランを展開しています。低価格帯のメニューを多数取り揃えた店舗運営が、若年層やファミリー層からの支持を受け近年急成長を遂げてきました。

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先に述べた「人手不足」と「原材料価格の高騰」の課題は、P社も同様に抱えています。低価格メニューを維持するためには、原材料費以外のコストを抑えなくてはなりません。また、サービスの質を維持するために採用活動を強化する必要もあります。そのような中、各店舗で1~2台ずつ利用していたPCのWindows 7のサポートが終了することになりました。それらのPCが古くなっていたこともあり、これを機に全てのPCをリプレイスする事を決めたのです。その数は合計で1,000台に上ります。コスト削減を進めるP社は、そのリプレイス費用もコストカットできないか模索しはじめました。

PC導入を担当するP社の社内IT担当者は、各店舗で利用しているPCの利用状況に着目しました。店舗でのPC利用は、主に日報作成・売上管理・勤怠管理で、あとは本社とのメールでの連絡やり取りに付随する資料の閲覧程度です。各店舗のPCにはOffice365が導入されていましたが、利用する機能はメールとWord / Excelのみで、残りの機能は殆ど使われていません。であれば、利用する機能だけに特化したソフトに入れ替えて、コストを削減できないか検討しました。

オフィスソフトに関しては、LibreOfficeなど無料のオフィスソフトも検討しましたが、本部から送られてくる資料や過去に作成した資料の再現性が低く、業務に支障をきたします。そこで、オフィスソフトに関しては、Microsoft Officeとの互換性が高いWPS Officeの導入を検討することになり、見積りと共に「無料トライアル」で検証することにしました。

約56%のコスト削減とスムーズな導入を実現

WPS Officeの導入費に関しては、申し分のない削減効果を得られることが分かりました。1,000台のPCにOffice365を導入すると年間約1,080万円かかる費用が、WPS Officeであれば年間約438万円で抑えられます。WPS Officeは、Microsoft Officeと同じファイル形式に対応しています。本部のWordやExcelで作成したファイルを開いても問題なく再現できるので、導入後の業務に支障をきたすこともありません。さらに、見た目や操作性もMicrosoft Officeに近いので、導入前の勉強会を開催する必要もなく、スムーズに導入することができます。

浮いた予算で採用活動も強化

WPS Officeの導入でコストを削減でき、限られた予算を採用活動にも回すことができました。
P社が抱える2つの課題の解決に貢献できるという事で、P社の社内IT担当者は迷うことなくWPS Officeの導入を決定しました。その結果、想定通り現場の混乱もなくスムーズな導入ができ、今では新たな人材も入り、活気あふれる店舗運営で着々と業績を伸ばしていいます。

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※イメージ

飲食業界では今後も、更なる人手不足やコストの増加が懸念されています。P社が実施したWPS Office導入によるコスト削減策は、厳しい情勢に置かれている他の飲食業界の企業様にとっても参考になると思います。

WPS Officeの資料請求や無料トライアルのお申込みは、いつでも受け付けております。お気軽にお問合せください!

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