• 作成:2020年4月14日
  • 更新:2021年12月23日

WPS Officeには、個人向けと法人向けがあります。
ご覧いただいている本サイトでご案内しているのは、法人向けのWPS Officeです。Officeソフトの新規導入や入れ替えで、Microsoft Officeのワード、エクセル、パワーポイントと互換性が高く、ライセンスコストを大幅に抑えることができる視点からWPS Officeを検討しているけれど、WPS Officeの法人ライセンスとは何か、個人向けとはどんな違いがあるのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、個人向けにはない、WPS Office 法人ライセンスの特徴にフォーカスした導入のメリットをお話しします。

▼ WPS Officeの法人ライセンスとは
▼ 法人ライセンスと個人向けを比較(機能、サポート)
▼ まとめ

WPS Officeの法人ライセンスとは

WPS Officeの法人ライセンスは、一般企業にご利用いただくためのOfficeソフトです。Windowsに対応した「WPS Office 2 Professional」、Macに対応した「WPS Office for Mac Pro」があります。業種、企業規模を問わず、多くの国内の企業にご利用いただき、旧製品となる「KINGSOFT Office(キングソフトオフィス)」からのご愛顧を含め、これまで4,000社以上の企業に導入いただいています。互換性が高い、低価格で導入できる、そして、ビジネス向けIT製品・クラウドサービスのレビュープラットフォーム「ITreview(アイティレビュー)」では、オフィススイート部門で「High Performer」を受賞していることからも、業務上の使いやすさで評価いただいています。

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法人ライセンスと個人向けを比較(機能、サポート)

いよいよ、ここからが本題です。
法人のお客様に、法人ライセンスを推奨する理由があります。個人向けにはない、WPS Office法人ライセンスの特徴とともに、導入するメリットを探ってみましょう。

1. VBAを標準搭載、UDフォントを含む特別テーマフォントは最大33書体収録

まずは、機能を比較します。

主要のアプリケーションソフトは法人向けも個人向けも同じく、文書作成ソフト「WPS Writer」スライド作成ソフト「WPS Presentation」表計算ソフト「WPS Spreadsheets」PDF閲覧ソフト「WPS PDF」です。

全般的に使える機能は同じなのですが、個人向けはエディションによって搭載機能に違いがあります。エディションごとに搭載している前述のソフトも違えば、収録フォントも違うなどさまざまですが、それに対して法人ライセンスは、4つのソフト、表計算ソフトで使うVBAを標準搭載しています。さらに、可読性、視認性、判読性とユニバーサルデザインに対応したUDフォントを含む特別テーマフォント(※)を最大33書体収録しています。

※ 特別テーマフォントは、WPS Officeだけでご利用いただけるフォントです。フォントの表示崩れ防止のため、WPS Officeユーザー以外とのファイル送受信の際はPDF形式に保存することを推奨します。

WPS Office 法人ライセンス搭載機能

※「Professional ガバメント」は、行政機関向けプランです。
※「Professional アカデミック」は、教育機関向けプランです。

機能だけで比較すると「個人向けでもいいのかな」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、社員が使うOfficeソフトを導入するには、担当者は機能だけでなく使い続けるためのサポート体制も気になるところではないでしょうか。

2. 常に最新バージョンのブログラムが使える

現在、WPS Officeの個人向けは、お買い上げ時のバージョンで使う、いわゆる買い切り型です。より良い製品を提供するにあたり、WPS Officeは定期的に更新プログラムを公開していますが、買い切り版となる個人向けの場合、アップデート対象外になります(マイナーアップデートを除く)。法人ライセンスは、月額版、1年版、3年版からお選びいただくサブスクリプション型となり、常に最新バージョンのプログラムをお使いいただける仕様です。社内でお使いいただく上では、最新の状態にすることで互換性が高まり、セキュリティの観点からも安全と言えるでしょう。

3. 法人専用のサポート窓口がある

WPS Officeを展開するキングソフトではサポート窓口を設けていますが、個人向けをお使いの一般のお客様用とは別に、法人ライセンスをご契約のお客様には専用のサポート窓口をご案内しています。ソフトの操作方法はもちろん、何かお困りのことがあればいつでもご相談いただけます。他社のOffice互換ソフトではサポート対応がないこともあるので、WPS Officeであれば、導入前だけでなく、導入後も社内利用いただく上で安心です。

WPS Office 法人サポート体制

また、WPS Office 法人ライセンスを初めてご契約の場合、無償で「有償保守サポート」プランA(1年間分)が付いています。こちらは、例えばファイルの互換性や製品利用にあたり解決を求めるサポート対応等が該当します。
有償保守サポートの詳細は、以下のURLでご覧ください。
https://biz.kingsoft.jp/wps/support

4. 法人専用のライセンス管理システムが使える

WPS Office 法人ライセンスの特徴のひとつでもあるのが、ライセンス管理のしやすさです。さまざまなソリューションを社内導入している場合、管理者にとってライセンス管理は重要かつ大変なものです。WPS Office法人ライセンスはPC1台につき1ライセンスが必要になるため、たとえば100台のPCにインストールする場合は100ライセンスが必要です。この100ライセンスをそれぞれ管理するのではなく、ひとつのシリアル番号に紐付けて一括管理することができます。ライセンスの有効期限も把握しやすいので、ライセンス更新に日々追われることはありません。
また、Windowsのサポート終了や何かしらの理由でPCを入れ替えすることもあるでしょう。その際には、ライセンス管理システムから管理者様自身で、認証端末のリセットをおこなうことができます。PC入れ替え後もスムーズに使え、運用が効率化します。その他、ご契約の製品種別の確認、ご契約のシリアル番号の確認等が行えます。

管理画面イメージ

5. プログラムのカスタマイズにも対応

WPS Office 法人ライセンスは、お客様のご要望に沿ったプログラムのカスタマイズにも柔軟に対応します。「導入を検討しているけれど、自社ではこういう使い方をしたい」といったご相談がございましたら、まずはお問い合わせください。

▼お問い合わせフォーム
https://biz.kingsoft.jp/wps/contact

機能の比較にて、VBAを標準対応とご紹介しましたが、法人向けに限りマクロ/VBAの改修支援を行っています。

無料トライアルでお使いいただくプログラムではVBAも検証いただけます。VBAを使用したエクセルファイルがございましたら、事前にお試しいただくことをおすすめします。

▼無料トライアル申込フォーム
https://biz.kingsoft.jp/wps/trial

まとめ

テレワークを始めとする働き方改革、Windows OSのサポート終了に伴うPCの買い替え(リプレース)、企業が取り組むコスト削減。これらをきっかけに、社内でOfficeソフト導入を検討することでしょう。「Office」「安い」などをキーワードにインターネット検索し、初めてWPS Officeを知る方、そして、家電量販店で見かけていた、プライベートで購入したPCにWPS Officeが搭載されていて使っているので社内でも、と検討される方もいらっしゃいます。実際のところ、個人向けWPS Officeをお使いの企業もございますが、何か不具合が生じても、改修が必要になっても、残念ながらご要望に沿えないことがあります。企業でお使いいただくことを前提にしたWPS Office 法人ライセンスを導入いただくことで、ワンストップサポートを提供します。

本記事でご紹介したとおり、WPS Office 法人ライセンスは、業務で使える機能と社内で安心して使えるサポート体制を整えています。導入までの課題は企業それぞれです。皆さんの課題解決に向けたご提案をいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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