グループ施設の増加に伴い電子カルテ用端末に導入するオフィスソフトの導入が急務に

病院・医療施設、介護・福祉施設などを運営する武田病院グループ。
オフィスソフトを導入するにあたって実験的に無料ソフトを検証する中でオペレーションコストや互換性の問題から別の選択肢の検討を迫られていました。KINGSOFT Office 2010を導入するメリット、導入以前の課題について、本部情報システム部 大槻 俊知様にお話を伺いました。

コンピュータ端末増設にあたり、オフィスソフトの導入を検討

初めに、武田病院グループの事業・サービス内容について教えてください。

武田病院グループは急性期病院を核に10病院を有し、総合リハビリセンター、健診センター、老人保健施設、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、訪問看護ステーション、地域包括支援センターなど53に及ぶ医療福祉施設を運営し、地域おけるハイレベル・トータルケア(保健・医療・福祉)を提供し続けています。

ー オフィスソフトの導入背景をお聞かせください。

診療報酬のマイナス改定が続く中、武田病院グループでは施設数が増え、それと同時にコンピューター端末数も1000台に達していました。そして2007年には電子カルテ導入を機に更に1000台の端末を増やすことになりました。

オフィスソフト導入のポイントは現場での活用の容易さとコストダウン

ー KINGSOFT Office 2010の導入以前は、どういった問題点や課題がございましたか?

以前は端末に付属する形のWord/Excelを使用していましたが、コストダウンを検討する中で付属しない端末の購入と無料ソフトOpenOffice.orgの導入を進めていました。実験的に無料ソフトのOpenOffice.orgを検証する中でオペレーションコストや互換性の問題から別の選択肢の検討を迫られていました。

互換性の問題とは具体的にどういったことでしょうか。

無償のOpenOffice.org(1.4/2.0)への置き換えを行った際に、互換性の問題から現場では思ったほど利用が進みませんでした。あまりPCを利用していない普通の利用者からすると、その差は天と地ほどの差があるのだという事を思い知らされました。

KINGSOFT Office 2010を導入した理由

ー 弊社の製品を導入頂いた理由をお聞かせください。

様々なオフィスソフト製品を比較検討する中で、キングソフトオフィスの事を知り、検討した結果MicrosoftOfficeの価格の1/10程度と安価でありながら互換性の高さが群を抜いていました。また、価格や互換性だけでなく、自動アップデート機能により更新料がかからない、サポート体制の充実など全てのトータルバランスの良さも導入のポイント。オフィスソフトは3施設で合計1000台に導入し、電子カルテ用端末に使われています。

コストパフォーマンスの高いキングソフトオフィス

ー キングソフトオフィス導入後の利用状況を教えてください。

キングソフトオフィスを1000台に導入してから1年が経過しましたが、現場では他の端末と変わりなく業務をしております。特に、PDFへの変換機能は利用頻度が高い機能の一つです。コストパフォーマンスが高く、今後既存の端末の置き換えにも活用させていただきたいと考えています。

弊社に対する今後の期待などをお聞かせください。

セキュリティ製品に関しても関心があります。組織で導入する際に御社製品を一括管理する仕組を提供していただけると企業導入が更に進むのではないかと思います。

本日は貴重なご意見をいただきありがとうございました。

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